上高地を見下ろす

なほよう

2009年10月11日 22:07

 

新穂高、合掌の森 中尾キャンプ場 に、行ってきました。
台風が過ぎて一時的に、ゆる~い冬型の天気になりそうな、10月の3連休。

秋の立山に行こうと計画していたけど、立山は早くも雪が降ったらしく寒そうなので、日本海側から、少しだけ内陸部に目的地を変更して、新穂高側から焼岳に登ろうと計画変更した。

金曜日の夜に出発すると家族に宣言していたけど、用意もなにもしてなかったので、仕事から帰宅したあと、なかなか真っ暗の中ガレージからテントやシュラフを積み込む気にもならず、「ゆっくりでい~やん~」の、すでに眠そうなMacky の一言で寝ることにした。

翌日、気を取り直して荷物を積み込み、名阪国道、東名阪、東海北陸道を経由して新穂高温泉の中尾キャンプ場を目指した。

途中、各務原の好日山荘に寄り道したり、めいほうの道の駅でうどんを食べた後、めいほうハムやコロッケ、ソフトクリームの買い食いをしたり、このところ、てっきり通らなくなっていた、せせらぎ街道をゆっくり穏やかにドライブしたり、飛騨高山のスーパーでパンや食糧の買い出ししたりで、新穂高の中尾キャンプ場に着いたのは、夕方の4時ごろになっていた。

テントを張って、焚火をしながら、パンやからあげを食べて、暗闇に湯気があがる温泉野天風呂にちゃぷ~んと入ったあと、シュラフでぐっすり。

翌、日曜日、朝6時過ぎに目が覚めて、もういっかい焚火に火をつけてあったまる。



Nahoo は、昨日もキャンプ場に到着するなり、どんぐり拾いに夢中。朝起きてもトトロのメイちゃんみたいに、どんぐりを拾い続ける。



冷えたパンを、焚火であぶりながら、焼きたてパンのようにしたり、あったかいロイヤルミルクティーをいれたり、梨やりんごを丸かぶりしながら、朝のさわやかな、空気をゆっくり感じていたら、焼岳出発は、8時になってしまった。。。



今回も、Nahoo のごきげんがキーポイントとなりそう。

子供たちのザックは、リフォーム中の荷物を詰め込んだ部屋から、物理的に取り出すことができず、Macky のザックにいたっては、持ってくるのを、普通に忘れてしまった・・・。

なほようPAPAのOSPREY のザック1個に、全員の雨具やら防寒着やら、水・おやつ、を詰め込んだ。 
子供たちのCAPもどこに治したかわからず、幼稚園の赤白帽と、小学校の青黄帽を、持ってきた。



初めのうちは、樹林帯が続く。

 

倒木のベンチでひとやすみするNahoo。今日は、山登りいや~っとは、全然言わないよ!



細めに休憩。まずはマシュマロ。



ブナ林の中を進むと、



落差45mの、白水の滝が見えたぞ。Nahoo は、きれい~

 

水補給で再出発。

コース内に、水場は無いって書いてたので、水をいっぱい持ってきた。

 

標高が上がるにつれて、だんだん、葉っぱの色が、いい感じに変わってきたぞ。



鍋助横手まで、コースタイムでは、75分に対し、なほようファミリーは95分。マイペースゆっくり登山のなのです。

きれいな、真っ赤の葉っぱを発見。鍋助横手の看板の上に置いておいて帰りに持って帰ることにしたtai

 

ここまで来ると、じょじょに眺望が開けてきた。笠ヶ岳が見える



キャラメルや、チョコレートの後は、サッポロポテトの塩味が最高。



だんだん、ダケカンバが増えてきて、樹が明るくなってきた。

 

ひかりゴケのスポットを何度も、見ながらすすむと。



暑くなってきたので、半袖になって走り出す、Tai とNahoo。

 

秀綱神社に到着。安全に登ってもどれますように、お願いして、またまた休憩して、、、

 

焼岳小屋と旧中尾峠の分岐を、旧中尾峠側に進み、しばらく進むと、中尾峠が見えてきた。このコースは、新穂高側から上高地へわたる、古い街道でもある。

 

焼岳山頂方面と、上高地側との分岐に到着した。



この時点で、ちょうど12時で、どうしようと迷ったあげく、、、Tai とNahooは、こっちの頂上(←中尾峠)がいいとうし、焼岳山頂はガスの中ということもあって、焼岳ピークハントは、また今度ということにして、、、、左折。

焼岳山頂方面↓↓↓



中尾峠方面は、青空。↓↓↓



そして、焼岳ではないけど、こっちで、ピークハント。



あそこにきれいな池が見えるぞ

あれは大正池だ。上高地から大正池越しに焼岳を、眺めたことは何度もあるけど、上高地を見下ろすのは初めて。絶景!!



写真を撮ってる Macky を撮る。



しばらく経つと、寒くなってきたので、子供たちにパジャマフリースを着せて下山開始。




焼岳小屋に到着。人がいっぱいでにぎやか。



サッポロ一番とんこつラーメンをつくって、食う。うっま~。



15時45分、暗くなる前に、無事下山完了。

移動距離 7.7km 標高差 900m

中尾キャンプ場に戻り、登山の疲れを、とびきり野天の温泉で癒した。



ここの温泉は、80℃以上で、ゆでたまごや、レトルト食品のあたためができる。熱湯すぎて自己責任です。



またしても栗拾いを再開するNahoo ・・・。そこらじゅう、栗だらけでした。



ビニール袋満タン、拾った栗は、



少し、小さいけど、



焚火で、焼いて、冷まして、むいて、食べると甘くて、うっま~サイコー。

やめらない。



翌朝は、昨日より、さらに青空がひろがっていて、



朝から、またまた、さわやかな青空の下、解放感抜群のとびきり野天の温泉に入って、気持ちいい。



この、温泉だけでも価値がある。



テントをひっくり返したり乾かしながら撤収して、奈良へ帰った。
久しぶりのアウトドアは、やっぱり最高だった。

そして焚火は、キャンプのクオリティを格段に上げる。








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